Gundula Janowitz (グンドゥラ・ヤノヴィッツ)
プロフィール
1937年8月2日、ベルリン生まれのソプラノ歌手。第二次大戦後オーストリアのグラーツに移り、シュタイアーマルク州立音楽院に学ぶ。59年にカラヤンに見出され、ウィーン国立歌劇場の研修生となり、『フィガロの結婚』のバルバリーナ役でデビューを飾る。60年、バイロイトにもデビューし、以来、カラヤンの指揮するオペラには欠かせぬ存在として、華々しい活躍を続ける。当初は、モーツァルトの諸役を得意としていたが、60年代後半からはワーグナーやR.シュトラウスなどのドラマティックな役柄もこなした。また、オラトリオや声楽付きの交響曲、リートの歌手としても定評があり、その高音の天使のような純粋な歌声は高く評価された。90年からは歌手活動を引退し、豊富なオペラ体験を活かして、グラーツ州立歌劇場の音楽監督として活躍している。
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