1964年2月28日生まれ、仏・パリ出身のクラヴサン奏者／指揮者。画家のシモン・アンタイは父。チェンバロをアーサー・ハースに師事。アムステルダムでグスタフ・レオンハルトの下で2年間学び、彼のアンサンブルに参加。82年にブルッヘ国際古楽コンクール第2位受賞。フィリップ・ヘレヴェッヘ、クイケン兄弟、ラ・プティット・バンドらと共演し、2004年に自身の古楽アンサンブル“ル・コンセール・フランセ”を結成。また、ソリストとして世界的に活躍し、仏を代表する気鋭のチェンバロ奏者として注目を浴びる。代表作はバッハ「ゴールドベルク変奏曲」「平均律クラヴィーア曲集」やスカルラッテイのソナタ集など。