Julius Baker (ジュリアス・ベーカー)
プロフィール
1915年9月23日、クリーヴランド生まれのフルート奏者。2003年8月6日、コネチカット州ダンブリーにて没。フルート奏者の父に手ほどきを受けた後、イーストマン音楽学校、カーティス音楽院に学ぶ。卒業後ただちにクリーヴランド管弦楽団に入団。その後、40年代にはライナー率いるピッツバーグ交響楽団、クーベリックが常任を務めていたシカゴ交響楽団、晩年のワルターの指揮するコロンビア交響楽団を経て、65〜83年にはバーンスタインのもとでニューヨーク・フィルの首席奏者を務めた。一方、ニューヨークの室内楽団バッハ・アリア・グループでも活躍し、57年からはジュリアード音楽院とカーティス音楽院の教授も務めている。巨匠として有名だったにもかかわらず、ソロの録音は数少ないのが惜しまれる。93年、日本フルート協会25周年記念で、ランパル、ニコレと共に来日し、三大巨匠によるフルートの祭典に出演した。
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