
台湾でのライヴも成功に収め、さらに活動範囲を拡大しつつあるなか到着したEP。RIZEやDragon Ashで知られるKenKenをフィーチャーした3曲に加え、若手人気バンドのHAPPYと組んだ「Baby」のリミックス・ヴァージョンも。アッパーだけど精緻に作られたトラックに注目。

二人組エレクトロ・ユニットのEP。タイトル曲「Baby」は京都出身のバンド、HAPPYとのコラボで、EDMっぽい雰囲気もあるキャッチーな歌モノ。開放感あるサビがとくに気持ちいい。そのほかバキバキの曲あり、サイケな曲あり、2000年代風テクノあり、と幅のある一枚だ。

2014年発表のアルバム『FACE』のリメイク/リモデル・アルバム。『FACE』の素材をそのままに、曲ごとに異なるヴォーカリストもフィーチャーさせたまま、さらにコンフォータブルに、さらに静かな高揚感をもたらすようなダンス・リミックス・アルバムになっている。

『TURBO TOWN』(2012年)以来、約2年半ぶりのフル・アルバム。ハウス、デジタル・ロック、エレクトロなど、90〜2000年代のダンス・ミュージックに新たな解釈を加えたサウンドメイクは“EDM以降”の流れを明確に提示している。ブレイクビーツ的なテイストを取り入れたリズム・アレンジも逆に新鮮。

80KIDZによるダンス・トラックの配信“80シリーズ”がCD音源化。80KIDZ名義のアルバムと比較すると、よりフロア向けに特化した、アグレッシブかつ多彩な楽曲が並んでいる。本作には『80:01』〜『80:04』までのEPに加えて、彼らが手掛けたファッション通販サイトのCM曲を収録する。

世界的に活動するエレクトロ・ユニット(2007年1月結成)のリミックス集第2弾。CAZALS、THE PHENOMENAL HANDCLAP BANDなどのリミックスに加え、「VOICE」のセルフ・リミックスや、映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』テーマ曲のカヴァーなど、盛りだくさんの内容だ。爆音で聴きたい。

2008年にデビューしたジャパニーズ・エレクトロの二人組ユニット、1年半ぶりのセカンド。docomoや日産X-TRAILなどのCM曲として、名前は知らなくても実は意外に耳にしている80KIDZ。耳に馴染むその音楽は機械的ながら、人間的な温かさも持ち合わせているから。このグルーヴ、心地よし。

kitsuneレーベルのコンピ盤に楽曲が収録され、海外でも評価の高いエレクトロ・ユニットがセカンド・アルバムに先駆けてリリースするEP。CSSのLovefoxxxをヴォーカルに迎えた「Spoiled Boy」ではラップとメロディの融合を試み、「Northcoast」もメロディの要素を前面に押し出すなど、より広い世界を目指す意欲あふれる佳曲揃い。

1作目『ディス・イズ・マイ・シット』(2009年)が大評判を巻き起こした80kidzの、リミキサーとしての一面にスポットを当てたコンピ。1作目以前に制作されたトラックも含む、疾走感抜群の内容。全12曲すべて面白いが、フレンチ・デュオ=The Shoesのパワフルな「Knock Out」、ブラジルの5人組=CSSの「Left Behind」が特に圧巻。

ダンス・シーンに彗星のごとく現れた3ピース・エレクトロ・ユニットのデビュー・アルバム。ノイジィなエレクトロはもちろんのこと、ディスコや歌モノなども取り揃え、東京エレクトロで最も旬な存在感と同時に、次への可能性も示唆している。