2009年に横田寛之の呼びかけで結成したジャズエレクトロバンド。東京のストリートから始まったというグルーヴィなサウンドは、ジャズ、ダンス、ロックを貪欲に取り込んでおり、雑多な巨大都市のBGMにふさわしい。横田のサックスはリフレインしながらフレージングにエネルギーを増し、スピリチュアルに咆哮する。

82年藤沢市生まれの女性ベース奏者。2009年の自主制作盤に続くリーダー第２作。ワン・ホーン・クァルテットによるストレートアヘッドな演奏。タイトル曲はフレディ・ハバードの『スカイ・ダイヴ』へのオマージュ。ほかにフレディの「ジブラルタル」も取り上げている。