
11枚目のシングル。「ホメチギリスト」は、ジャニーズWESTが毎日を頑張っている人たちを褒めちぎるパワフルでとことん明るいポップ・ソング。TVアニメ『キャプテン翼 中学生編』のオープニング・テーマに起用の「傷だらけの愛」はフラメンコを彷彿とさせる情熱的なナンバー。

5枚目となるフル・アルバムは、これまで以上に彼らの良さが発揮された賑やかな一枚。はっちゃけ放題のアッパーチューンに関西弁を活用したラップ、クールでシリアスな楽曲、さらにコントといったように、定番と意外性が内包するバラエティ番組のような“関西ノリ”が心ゆくまで楽しめる。

世界中にファンを持つ『キャプテン翼』。そのアニメのOPテーマとなったシングル10枚目。『魔法戦隊マジレンジャー』主題歌を作曲し歌った岩崎貴文と関西の元気印“WEST”のタッグで勇気も百倍に。コテコテなセリフ入りの「僕らの軌跡」は、歌い踊りながら47県庁所在地を暗記するのにオススメ。

9枚目のシングル。小瀧 望が出演の映画『プリンシパル〜恋する私はヒロインですか?〜』OP主題歌「プリンシパルの君へ」は壮大なポップ・チューン。藤井流星と霤朕鰺気出演するドラマ『卒業バカメンタリー』主題歌「ドラゴンドッグ」は、打って変わって疾走感あふれるダンス・チューン。

「逆転Winner」以降の4枚のシングル曲を含む4作目のフル・アルバム。大阪愛が端々にあふれる「スシ食いねェ!」系譜のユニークな曲から、爽快なスカ、ジャズ風ナンバーまでさまざまなスタイルで盛り上がれる。ヒップホップ・チューン「Evoke」の作詞作曲を手がけたメンバー神山智洋の才能に注目したい。

8枚目のシングル。フジテレビ系アニメ『モンスターハンターストーリーズ RIDE ON』主題歌「僕ら今日も生きている」は、“ワッシュワリワリ”などのオールディーズ風のスキャットが冴える爽快な楽曲。カンフー風の「考えるな、燃えろ!! 」は、本人主演のNETFLIXオリジナルドラマ『炎の転校生 REBORN』主題歌。

7枚目のシングル。松尾 潔プロデュースのソウル歌謡「おーさか☆愛・EYE・哀」、トロピカル・ディスコ「Ya!Hot!Hot!」、どちらも似合うな〜やばいな〜と思っていたら、ユーロビートな「PARA!PARA!チャーハン」に度肝を抜かれ、「『ありがとう』じゃ足りない」に泣かされて……サービス精神ありすぎです。★

「大阪弁ら〜にんぐ」のようなノベルティ・ソングがとりあえずの売りだろうが、終盤に置かれた「ボクら」など、SMAP直系のR&B歌謡では、意外なほど歌えるメンバーの(声質含めての)魅力が全開に。各人のキャラも立ってきたし、大化けするかも。ダンス系の曲の編曲に、そろそろEDM以外の工夫が欲しい。★

6枚目のシングル。前作につづいてアニメ『逆転裁判 〜その「真実」、異議あり!〜』オープニング曲「人生は素晴らしい」はハートウォーミングであったかい人生讃歌。いい歌です。カップリングは夏曲2曲に、話題のユニットWHITE JAMによるクールなダンス・ナンバーで新たな魅力発見。

5枚目のシングル。岩崎貴文作曲、CHOKKAKU編曲となじみを揃えつつ、作詞に松井五郎を迎えた「逆転Winner」。“異議あり!”など『逆転裁判』らしいフレーズを盛り込みつつ、スマートなエレクトロ歌謡でばっちりキメている。カップリングでは、ミュージカルみたいな「King of Chance」にシビれる。

関ジャニ∞を追うように、関西のバラエティで顔を売ってきた7人組。セカンド作でも「ホルモン〜関西に伝わりしダイアモンド〜」なんてご当地な曲名が。まだまだ集団戦ながら、全員でマイクを回すバラード「きみへのメロディー」は、いかにもステージ映えしそう。テックス・メックス調の「バリ ハピ」にびっくり。

4枚目のシングル。親しみやすいメロディに夏らしい明るいサウンド、超ハッピー(“バリ ハピ”)な世界がまさしくジャニーズWEST。ポジティブ要素しかないのに、それが嫌味にならず、思わず笑顔になってしまうのがマジカル。パーティ・ソング「マ・ル・モ・ウ・ケ」もいいが、「All My Love」にも濡れます。

TV露出もめっきり増えた彼ら。デビュー1周年作となる今回は、お約束のEDMで幕開けするも、曲が進むにつれ、特色でもある“関西性”が前面に。「Mambo de WEST!」は総勢7名のメンバーがにぎにぎしく盛り上がるステージが目に浮かぶラテン〜カリビアン調。突出した個性はまだないけど、集団戦の楽しさは満点。

デビューから1年。3枚目のシングルは、タイトルからして“三の線”な「ズンドコ パラダイス」。底抜けに明るく元気でありながら、ファンク〜ディスコ路線の楽曲はさすがのジャニーズ・クオリティ。かっこいいです。カップリングではさまざまな表情を見せてくれる。

ジャニーズWESTのセカンド・シングル。「ジパング・おおきに大作戦」は“らしい”関西系コテコテお祭りソング。ジャニーズがこの路線をやって、はずすわけがありません。カップリング3曲はいずれもよい出来で、シリアスでロマンティックでエキゾチックな「夢を抱きしめて」のはかない蒼さがよいです。

これまでの持ち歌に新曲を加え、キラー・チューン「ええじゃないか」を収録した14曲入りの初アルバム。多幸感あふれるトラックも景気のいいヴォーカルもアッパーかつアグレッシブで、情熱的で賑やかなメンバーたちのキャラクターを伝える。夏らしい爽やかな曲が挿まれるのもいい。

関西ジャニーズJr.出身としては10年ぶりとなる(!)7人組のデビュー・シングル。「ええじゃないか」はジャニーズ伝統の関西系ノベルティ・ソング。オチャラケと本気(CHOKKAKU編曲)の融合もスマートで、ヴォーカルも安定感あり、いきなりこの完成度。ズバリなユニット名ふくめ、期待値高い!