Eduard van BEINUM (エドゥアルト・ファン・ベイヌム)
プロフィール
1901年9月3日、オランダのアルンヘム生まれの指揮者。1959年4月13日、アムステルダムにて没。音楽一家に生まれ、兄にヴァイオリンを学び、アムステルダム音楽院卒業後、オーケストラのヴィオラ奏者となる。その後指揮者に転じ、26年からハールレム交響楽団の常任指揮者を経て、31年に名門アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団の副指揮者に就任。38年にはメンゲルベルクと並んで正指揮者となる。45年、ナチ協力者として追放されたメンゲルベルクの後を継いで首席指揮者となり、その後は世界の主要なオーケストラに客演し、華々しい活躍を続けた。一時期はロンドン・フィル、ロス・フィルの常任指揮者も兼任していたが、心臓病のため58歳で急逝した。地味だが正統的な実力派で、コンセルトヘボウ管と共演した数々の名盤が残されている。
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