1929年7月18日生まれ、アンゴラ・ルアンダ出身のピアニスト。本名はホセ・カルロス・セケイラ・コスタ。8歳でポルトガル・リスボンへ移住。ジョゼ・ヴィアナ・ダ・モッタの薫陶を受けた後、ロンドンではマルク・ハンブルグ、パリではマルグリット・ロンとジャック・フェヴリエ、スイスでエトヴィン・フィッシャーに師事。22歳でマルグリット・ロン国際ピアノコンクールにてパリ市大賞を受賞。27歳でリスボンにてヴィアンナ・ダ・モッタ国際音楽コンクールを開催。以来、演奏旅行やマスタークラス主宰、コンクール審査員として世界各国で活躍。76年にはカンザス大学ピアノ教授に就任。2019年2月21日に米・カンザス州オレイサにて死去。89歳没。