Raoul Coutard (ラウル・クタール)
プロフィール
1924年9月16日生まれ、仏・パリ出身の撮影監督/映画監督。45年に徴兵され、インドシナ戦争の戦地ヴェトナムで11年間を過ごし、戦争写真家として活動。帰国後、ドキュメンタリー作品の撮影に携わったのを機に映画撮影に参加。59年、当時無名のジャン=リュック・ゴダールと出会い、『勝手にしやがれ』で斬新なカメラワークを披露。以降、ゴダールやフランソワ・トリュフォー、ジャック・ドゥミらの作品を手掛け、ヌーヴェルヴァーグを代表する撮影監督として名を馳せる。70年の初監督作『ホア・ビン』は第23回カンヌ国際映画祭新人監督賞を受賞。晩年は闘病生活を余儀なくされ、2016年11月8日に仏・バイヨンヌ近郊の診療所で死去。92歳没。
- [出身] フランス パリ
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