1970年12月14日生まれ、米・オハイオ州シンシナティ出身のピアニスト。5歳からピアノを始め、7歳でモーツァルトの協奏曲の公開演奏を行なう。13歳でパリ国立音楽院に入学し、アルド・チッコリーニ、イヴォンヌ・ロリオ、ミシェル・ベロフらに師事。94年にジーナ・バッカウアー国際コンクール優勝。2003年にニューヨーク・フィルでデビュー。パリ管、ロンドン響など共演するほか、世界主要都市でリサイタルを開催し、世界的なトップピアニストとして活躍。室内楽も積極的で、2006年に初来日を果たす。2013、2019年に仏グラミー賞とよばれるヴィクトワール・ド・ラ・ミュジクに選出。2022年4月18日にパリの病院で死去。51歳没。