1931年12月19日生まれ、大阪府堺市出身の喜劇俳優。関西大学在学中に演劇に傾倒し、53年よりかもめ座、55年より劇団新春座を経て、60年に2代目渋谷天外に誘われ、松竹新喜劇に入団。藤山寛美らと共演し、「鼻の六兵衛」の白塗りの殿様役などが当たり役となる。新喜劇黄金時代に貢献し、90年の藤山寛美死去後も幹部として長く劇団を支える。また、2006年には藤山直美主演のNHK連続テレビ小説『芋たこなんきん』に徳永喜八郎役で出演して話題に。2019年1月の京都・南座での松竹新喜劇新春お年玉公演への出演を最後に舞台を離れ、2019年12月23日に老衰のため死去。88歳没。