
アニメ『はたらく細胞』オープニング・テーマは、鬼ポップなアッパー曲。「最初はブラックビスケッツみたいな感じにしようという話になっていた」とか即興で台詞をレコーディングしていったなど、ブックレットのゆうまお×末廣健一郎インタビューを読んでから聴くとまた楽しい。

2017年10月放送開始のTVアニメ『結城友奈は勇者である -鷲尾須美の章-』から、7月に先行劇場上映された第3章のED曲であり、曲名もタイトルそのまま。シリアスなバラードを、アニメ調の声が歌うミスマッチ感が作品世界を体現。カップリングは第1章EDテーマ「ともだち」の乃木園子ヴァージョン。

2017年秋にTV放映予定の『結城友奈は勇者である -鷲尾須美の章-』。そのEDテーマを、劇場での先行上映に合わせてリリース。作品世界に寄りすぎない、タイトルどおりの内容の佳品バラードだ。1曲を三人ヴァージョン、三森すずこソロ・ヴァージョンの2種類+インストで収録。バックは全て同一。

表題曲はTVアニメ『ガヴリールドロップアウト』のエンディング・テーマ。メインキャラクターのガヴリール、ヴィーネ、サターニャ、ラフィエルの4人が歌うキャラクター・ソング。“駄天使”&カワイイ悪魔の彼女らが“好きなことだけして生きていくと決めた”と宣言。それはなかなか痛快。

TVアニメ『ガヴリールドロップアウト』のOPテーマ。4人の女性キャラが個性を生かして出ずっぱりで掛け合いヴォーカルを聴かせるにぎやかな一曲。コトバも音数も詰めに詰め込んだカラフルでハッピーなハイテンション・ナンバーだ。中間部のドリーミーな三拍子パートがグッド。

片寄明人や秦 基博、そしてあのミック・ハックネルも曲作りに絡んだ4作目。UKロックのエッセンスを基本に、幅広いジャンルのナンバーを声優ならではの美声で披露している。片寄明人作の真性渋谷系ソフト・ロック曲など、随所で90年代ポップスへのオマージュが感じられる逸品だ。

新海 誠監督の『言の葉の庭』では主演とテーマ曲担当だった花澤香菜と秦 基博が初のコラボ。繊細さと力強さが同居するミディアム・バラードだ。岩里祐穂と末光 篤のピアノ・ロック「クラッシュシンバル」、岩里とナカムラヒロシのダンス・ポップ「IN LOVE AND IN TROUBLE」とカップリング含め、今回もスキなし。

TVアニメ『プリンス・オブ・ストライド オルタナティブ』のキャラソン・シングル・シリーズの第1弾。桜井奈々(CV.花澤香菜)が歌う「To be continued!!」は、カッティング・ギターがリズミカルなハウス・チューン。花澤の清楚なヴォーカルがとても爽快に響く。

人気声優のキャラソンに焦点を当てたコンセプト・アルバムをプロデュースするのは、数多くのアニメ作品に関わってきたミト(クラムボン)。遊び心あふれるリミックスをDisc 1、ミトと牛尾憲輔による2 ANIMEny DJsがセレクトした34曲からなる圧巻のノンストップ・ミックスをDisc 2に配したカラフルな作品集だ。

通算10枚目のシングルは、全曲本人作詞による一枚。タイトル曲は、疾走感のあるドラムやピアノといった“王道アニソンサウンド”で、可愛らしくも力強い歌声がマッチしている。彼女の持つ儚さがより一層曲への説得力をもたせている。一方カップリングは、女の子らしさがギュッと詰めこまれた甘いナンバー。

TOKYO MXほかで放送のアニメ『てーきゅう』第7期の主題歌を収めたシングル。メインキャラ4人の息がぴったり合った、とびっきりゴキゲンなポップ・チューン。エキセントリックかつキュートなキャラクターの魅力全開な合いの手も“全力”なのが伝わってくる。

山崎ゆかり(空気公団)の楽曲提供・プロデュースによるシングル第9作。バッキングにも空気公団が全面参加、幽けきヴォーカルとの好相性が、彼女を新たな段階へと進めたようだ。「パン屋と本屋」では栗コーダーカルテットの参加も。全曲を通じて“風街”ふうの静かな詩情が漂う、珠玉の3曲。★

TOKYO MXほかで放送のアニメ『少女たちは荒野を目指す』ED主題歌を収めたシングル。ヒロイン4人が歌うタイトル曲は、それぞれのキャラを生かしたバラエティ豊かなヴォーカル&コーラスに魅せられるポップ・ソングだ。ポジティブな歌詞が爽快なメロディをよりいっそうスカッとさせる。

3本立てでおくる映画版『Go!プリンセスプリキュア』の挿入歌シングル。人気声優・花澤香菜がしっとりと表情豊かな歌声を披露した 「Sharin'Miracle」、11歳のミュージカル女優・上垣ひなたが明るく元気なシャウトを聴かせる「Happy Happening♪」と、タイプの違う2曲がストーリーを彩ります。

超高速ギャグが炸裂するTVアニメ『てーきゅう』の第5期主題歌は“変態”で知られるキャラクター、坂東まりも(CV:花澤香菜)が歌う 「Qunka!」。扇情的なインド調メロディに乗せて歌い上げられるのは、パンツへの切なる欲望の数々。コール&レスポンスで怒涛の盛り上がりを記録しています。

声優界を代表するひとりとなった花澤香菜のサード・アルバム。STUDIO APARTMENT、北川勝利、やくしまるえつこ、中塚 武、スウィング・アウト・シスター(!)らとのコラボレーションは、彼女の声色の魅力を引き出す上でこの上ない人選。“ヘッドフォン推奨”とはずばり言い得て妙だ。可愛すぎて眩暈!

実写としては初の主演を務める映画『君がいなくちゃだめなんだ』の主題歌に起用されている8枚目のシングル。北川勝利がシングルとしては2013年作「恋する惑星」以来の作曲を担当、彼女らしい切なくもファンタジックな風合いとなっている。宮川 弾、河村智康、千ヶ崎 学、末永華子、奥田健介ほかが参加。

7枚目のシングルは、楽曲はもちろんアートワークなど細部にわたるまで、やくしまるえつこがトータル・プロデュース。心の深い部分にそっと触れてくるような“らしい”楽曲とヴォーカル・ディレクションの巧みさで、花澤香菜の魅力が全開。MVを収めたDVDも含め、全方位的にスキのない仕上がり。★

6枚目のシングル。3曲ともSTUDIO APARTMENTの作・プロデュース(ヴォーカル・ディレクションは北川勝利)の、しゃれたハウス・ポップ集。花澤香菜、サード・シーズンの幕開けだ。マシュマロ・ヴォイスとコケティッシュなビートの相性はよいが、とくに「Timeless」のクールな質感にゾクゾク。★

PS Vita版『解放少女 SIN』の主題歌CD。コンポーザーに志倉千代丸を迎えたOPテーマは民族音楽とエレクトロのハイブリッド・サウンドで、marinaの歌唱が光る独創的なナンバー。花澤香菜によるEDテーマはオーケストラを大胆に起用した壮大なポップ・ナンバーに仕上がっている。

TVアニメ『僕らはみんな河合荘』のED主題歌を収めたシングル。河合 律(CV.花澤香菜)、錦野麻弓(CV.佐藤利奈)、渡辺彩花(CV.金元寿子)のキュートなヴォーカル&コーラスととびっきり甘くポップなメロディが絶妙にマッチしている。同アニメを知らない人にも聴いてほしい名曲だ。

国産の肉をPRするJA全農アニメCMで使用されているこの曲を歌っているのは、人気声優の花澤香菜。“ササミなことで スネちゃうなんて ハツ恋カシラね”なんて歌詞でお肉の魅力を積極アピールする。『みんなのうた』的な、元気で覚えやすいアッパー・チューンです。

前作の好評を受けて勢いに乗る声優シンガーの次の一手は、25歳の誕生日に放つ驚きの25曲入り(ほぼ全曲が書き下ろし!)セカンド・アルバム。西寺郷太やカジヒデキら制作陣以上に注目なのが彼女の成長速度で、詞世界はグッとパーソナルになり、その天然キュートな歌声にもさらに磨きがかかった。

古味直志の連載コミックを原作とするTVアニメ『ニセコイ』のキャラクター・ソングCD。原作人気投票でトップ2となった桐崎千棘(CV:東山奈央)と小野寺小咲(CV:花澤香菜)が歌うキュートな「本命アンサー」とミニ・ドラマ入り。アニメの世界に入り込んだ作りで楽しめます。

テレビ東京系アニメ『神のみぞ知るセカイ 女神篇』の劇中に登場する6人の女神=ユピテルの姉妹によるエンディング・テーマ。井口裕香や花澤香菜、竹達彩奈ら、それぞれ歌手としても大人気の精鋭ともいえる彼女たちが、ほわほわ&ウィスパー・ヴォイスを駆使して、甘酸っぱい恋愛ソングを歌う。

声優としても活動するシンガーのファースト・アルバム。クラムボンのミト、中塚武、沖井礼二、北川勝利らが参加し、彼女のコケティッシュでマシュマロっぽいスウィート・ヴォイスをうまく生かし、軽めの音作りでライトなポップスに仕上げている。特にミトの「melody」がお見事。

テレビ東京系アニメ『しろくまカフェ』のED曲第10弾。歌唱はメイメイ(CV:花澤香菜)。タイトル曲はキラキラとしたサウンドにメイメイのキュートな歌声が映えるポップ・チューン。「しろくまかふぇ〜メイメイ〜」は小沢健二「ラブリー」を彷彿とさせるウキウキするような昂揚感漂うナンバー。

声優・花澤香菜のシングル4枚目。持ち味のほんわかとした声が寒空に舞うタイトル曲以上に、彼へのトキメキを綴った「CALL ME EVERYDAY」が秀逸。西寺郷太のラブリーな詞世界、“もしもし?”の語りかけやラップ・パートなど、癒し要素満載の胸躍るスウィート・ソウル・ポップだ。

人気声優として活躍し、ソロ・デビューを果たした2012年。早くもリリース第3弾となるシングル。キュートな妖精のような歌声がふわりとした世界観を作るが、アメリカのブラス・ロック・バンド、シカゴを髣髴とさせるホーン・セクションとジャジィなピアノ・ソロによって、ピリっと引き締まった楽曲に仕上がっている。

大人しめの美少女キャラを演じることの多い、女性声優によるセカンド・シングル。天使のように神秘的でふわりとした歌声が特徴的で、ウィスパー・ヴォイスがアクセントになった「初恋ノオト」。ギターの音色と涼しげな歌声がバランスよく響く「虹のそら」など、大人の雰囲気も垣間見られる仕上がり。

新時代のメディアミックス型麻雀コミック『咲-Saki-』の外伝アニメ“阿知賀編”。その主役級キャラ松実玄(まつみ・くろ)のキャラソンは、花澤香菜のヴォイスに良く似合ったドリーミーなサウンドと内容。麻雀ファン憧れの異能“ドラ集め”をほのぼのと肯定する歌詞につい溜息。敵に回したくないおかた。

人気声優の花澤香菜がついに歌手としてソロ・デビュー。数々のヒット曲を手がけてきたROUND TABLEの北川勝利が全面的にバックアップし、ソフト・ロック・ファンにも訴求しそうな楽曲を書き下ろし。彼女の魅力をさまざまな職人技で引き出している。透明感のある柔らかな歌声がいい。

阿知賀女子学院を舞台にインターハイ出場を目指す麻雀部を描くテレビ東京系アニメ『咲-Saki- 阿知賀編〜』のエンディング・テーマ収録シングル。穏乃、憧、玄、宥、灼の5人が歌うのは、のめり込み気味のハイ・テンションのアップ。橋本みゆきが伸びやかに歌うトランス風アップも興奮度高めだ。

千葉テレビ系アニメ/声優情報番組『アニメ星人 ときめきレシピ』のエンディング・アニメーション『やきもち狂想曲(カプリス)』主題歌。擬人化された黒猫とトイプードルの主人公、ルー&ノワを演じる悠木碧と花澤香菜が歌唱を担当。“にゃ”語尾、“ごしゅじんさま”連発の直球萌え萌えソングだ。

女子小学生がバスケットに青春をかけるTVアニメ『ロウきゅーぶ!』のキャラソンCD。第1弾は現在声優界でトップの人気を誇る花澤香菜が務める主人公・湊智花で、バスケ部のエースらしく可愛くはじけるポップ・チューンを歌う。コーチの“昴さん”の家に侵入するというシチュエーションのドラマも収録。

主人公、森田さんがほとんどしゃべらないという設定が異色の佐野妙原作アニメ『森田さんは無口』のオープニング&エンディング曲を収録したCD。ひたすらアッパーな「森田さんは無口」ではもちろん、森田さん(花澤香菜)も歌ってます。テンポがするする変化する「遠回りして帰ろ!」も妙味。

講談社『モーニング・ツー』で連載され、2011年4月からテレビ・アニメ化された『変ゼミ』。変態行為を研究するゼミに所属した少女のキャンパス・ライフを綴るおもしろアニメだ。その主題歌がリリースされた。主役の松隆奈々子(声優の花澤香菜)が、か弱く変態ラブ・ソングを歌う。そこが萌えポイント。

TVアニメやゲームを彩ってきた楽曲をコンパイルした『セキレイ』プロジェクトのベスト・アルバム。壮大な音楽風景が物語と響き合い、時にファンキー、時にポップ、時に切ない…音楽の色彩感が各キャラクターの世界観と響き合うなど、音楽と作品との密接な関係をそこには見ることができる。

オリジナル・アニメーション・ディスク『変ゼミ』の主題歌。担当したのは、ヒロインの松隆奈々子(CV:花澤春菜)。胸をキュンキュンさせるチープスリル&デジ・ポップな音の上で、萌えっぽさ全開のフワフワッとした歌声を魅力に、キュートな青春心模様を軽やかに歌いあげていく。まさに、ロリポップ感満載な楽曲だ。

X-BOX360用アドベンチャー・ゲーム『STEINS;GATE』のサントラ。作曲者の詳細な解説付きの音楽集2枚85分に(歌がショート・ヴァージョンなのは残念だが……)、インターネット・ラジオ『未来ガジェット電波局』の全8回+新録2回の計300分をCD-ROM収録の大ボリューム!

ニンテンドーDSのトップ・アイドル・アドベンチャー・ゲームのテーマ・ソング。ゲーム・キャラである日高愛(戸松遥)、水谷絵理(花澤香菜)、秋月涼(三瓶由布子)の三人が歌う。カップリングも含め、実在のアイドル・グループか? と見まがうようなクオリティの高さで、超ポップ。