Robert Casadesus (ロベール・カサドシュ)
プロフィール
1899年4月7日、パリ生まれのピアニスト。1972年9月19日、パリにて交通事故で死去。音楽一族の出身で、10歳でパリ音楽院に入学。ピアノをルイ・ディエメに、作曲をモーリス・ルルーに師事する。パリでのデヴュー後、ヨーロッパ各地に演奏旅行を行い一躍名声を獲得、特に1935年のアメリカ・デビュー後は、ソロに室内楽に精力的な活動を展開した。ヴァイオリンのジノ・フランチェスカッティや、妻でピアニストのガビーとのデュオなど、絶品と評された。モーツァルトやフランスの作曲家に定評があるが、バロック音楽やドイツの作曲家の作品も取り上げており、繊細なタッチと明晰なアプローチで20世紀を代表するフランスのピアニストとして高く評価されている。また、作曲活動も行い、生涯に70余りの作品を残している。
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