SATO TADAO (サトウ・タダオ)
プロフィール
1930年10月6日生まれ、新潟県新潟市出身の映画評論家。本名は飯利忠男(いいり・ただお)。工場勤務しながら定時制で学び、新潟市立工業高等学校を卒業。映画雑誌に映画評を投稿し続け、56年の初の著書『日本の映画』でキネマ旬報賞を受賞。その後上京し、『映画評論』『思想の科学』の編集に関わりながら、評論活動を行なう。以来、アジア、アフリカ映画を中心に世界の優れた映画の発掘・紹介、映画祭などを通じて国際交流に努めるなど映画界に貢献。日本映画大学の初代学長に就き、後進の育成にも尽力。『黒沢明の世界』『日本映画史』など著書も多数。紫綬褒章、文化功労者など受章歴も多い。2022年3月17日に胆のうがんで死去。91歳没。
- [出身] 日本 新潟県新潟市
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