ミニ・レビュー
グラスの縁を濡れた指でこすって音を出すというひじょうに単純な構造ながら、なんとも神秘的な響きの楽器、グラスハープ。このCDを聴く時は明かりを消して目を閉じて下さい。なじみの曲が部屋を満たし、響きの海に浸っている感じになります。生々しい録音。
収録曲
01モーツァルト:アダージョK.617a
02同:ロンドK.617
03同:ケルビーノのアリア“恋とはどんなものかしら”
04ベートーヴェン:レオノーラ=プロハスカの音楽〜ロマンス/メロドラマ
05サン=サーンス:白鳥
06バッハ:「目覚めよと呼ぶ声あり」
07同:シチリアーノ
08グルック:精霊の踊り
09ヴェルディ:乾杯の歌
10ヘンデル:調子の良いかじ屋
11カタロニア地方の民謡:アメリアの遺言