ミニ・レビュー
18世紀から19世紀の作者不詳の楽譜が使われているが、わずか2声部だけにアレンジされても、モーツァルトの音楽は豊かな想像力をかきたててくれる。この2人のプレーヤーの思い入れとも相まって、舞台を彷彿とさせる楽しい演奏になっている。
収録曲
01歌劇「ドン・ジョヴァンニ」〜お手をどうぞ〜乙女よ、恋をするなら若いうち〜メヌエット〜そんなに怒るな〜窓べにいでよ〜ぶってよマゼット〜私はあなたのもの〜みんな楽しくお酒を飲んで
02同「フィガロの結婚」〜奥様がお呼びの時は〜自分で自分がわからない〜若い娘たちよ、花をまけ〜恋とはどんなものかしら〜もう飛ぶまいぞ、この蝶々〜そよ風に
03同「後宮からの誘惑」〜バッカスばんざい〜お前とここで会わねばならぬ〜おお、何と不安げに、はげしく、私の胸は〜うれしがらせて〜喜びの涙が流れるとき〜大きな喜びに
04同「魔笛」〜私は鳥刺し〜何と美しい絵姿〜美しい小鳩よ、おはいり〜なんという不思議な笛の音だ〜恋すればだれでも楽しいものだ〜復讐の心は地獄のように胸に燃え〜愛の喜びは霧と消え〜恋人か女房があればいいが
演奏
ヴォルフガング・シュルツ(fl)ハンスイェルク・シェレンベルガー(ob)