ミニ・レビュー
クロウバリーとケンブリッジ・キングス・カレッジ合唱団による初のヴィヴァルディ。(1)は壮大な合唱(特に第10曲)を伴う作品で、いかにもヴィヴァルディらしい明るい響きと、対位法の熟練がききもの。同種のヘンデルの曲ほど力強くはないが、メロディーが美しい。(2)は(1)以上にポリフォニックな作品で、後半部は大きく盛り上がる。
収録曲
01ディキシト・ドミヌス (主は言われた)
02ベアトゥス・ヴィール (主を恐れる者は幸なり)
演奏
スティーブン・クレオベリー指揮 イギリス室内管弦楽団 ケンブリッジ・キングス・カレッジ合唱団 ブッキャナン,スミス(S)ワッツ(A)パートリッジ(T)シャーリー=クァーク(Bs)