ミニ・レビュー
美しい。実に美しい。TVのCMで有名になったから、というような先見を抜きにして、バトルは掛け値なしに素晴らしいリリック・ソプラノだ。特にモーツァルトの3曲と、パーセル、メンデルスゾーンでの声の魅力には、ただ聴き惚れるばかり。
収録曲
01さあ、お前たち、空の歌い手よ (パーセル)
02しばらくは音楽の調べで (パーセル)
03ばらの花よりかぐわしく (パーセル)
04ああ、ユバルの竪琴があれば (ヘンデル)
05ゆりかごのそばで (メンデルスゾーン)
06新しい恋 (メンデルスゾーン)
07ときめく心 (R.シュトラウス)
08花束を編みたかった (R.シュトラウス)
09ささやいて、愛らしいミルテ (R.シュトラウス)
10静けさはほほ笑み (モーツァルト)
11すみれ (モーツァルト)
12喜びの鼓動 (モーツァルト)
13マンドリン (フォーレ)
14イスファハーンのばら (フォーレ)
15祈りながら (フォーレ)
16われらの愛 (フォーレ)
17栄えあれ (黒人霊歌)
18したわしい主の御名 (黒人霊歌)
19わが主のあかし (黒人霊歌)
20ものみな主の御手のうちに (黒人霊歌)
演奏
キャスリーン・バトル(S) ジェイムズ・レヴァイン(P)