ジョーン・バエズ / ボブ・ディランを歌う [再発][廃盤]

ミニ・レビュー

ボブ・ディランの作品をレコーディングして残した人は少なくないが、彼女のようにアルバム1枚を、それも発表当時はアナログで2枚組だったので、これほど徹底した人はいなかった。澄み渡るような天性の歌声で、切々と歌い綴っていく。68年の作品。

収録曲

01ラヴ・マイナス・ゼロ

02ノース・カントリー・ブルース

03ゴーイン・ノーホエア

04漂流者の逃亡

05あわれな移民

06怒りの涙

07ローランドの悲しい眼の乙女

08愛はちょうど四つの文字のよう

09聖オーガスティンを夢でみた

10赤棟のかべ

11拝啓地主様

12いつもの朝に

13アイ・シャル・ビー・リリースト

14スペイン革のブーツ

15はてなき旅路

16哀しい別れ

アーティスト

ジョーン・バエズ
1941年米国ニューヨーク州生まれ。合唱隊で歌い始め、50年代後半からフォーク・シンガーとして活動する。59年ニューポート・フォーク・フェスティヴァル初出演、同年ソロ・レコード・デビュー。“プロテスト・ソングの女王”として、ボブ・ディランと……