ミニ・レビュー
歌手は立派なのだが、どうしてもオーケストラに聴き耳がたってしまう。それほどオーケストラがうまい。オーケストラが機能美をいかし、厳しい音楽のなかで、しなをつくっている。各楽器の動きがクリアに聴こえ、録音も当時のものとしては非常によい。
収録曲
01歌劇「エレクトラ」op.58〜ひとりだ!たったひとりだ/何の用なの、見しらぬ人よ?/エレクトラ!ねえさん!
02楽劇「サロメ」op.54〜7枚のヴェールの踊り (サロメの踊り)/接吻させてくれなかったわね
03歌劇「ばらの騎士」op.59〜ワルツ (ライナー編)
演奏
フリッツ・ライナー指揮 シカゴ交響楽団 シカゴ・リリック・オペラ合唱団 インゲ・ボルク,フランシス・イーンド(S)パウル・シェフラー(Br)