ミニ・レビュー
ヴィヴァルディのマンドリンやリュート協奏曲は愛らしい作品というイメージをこっぱみじんに打ち砕くアルバム。アーノンクール系の激しい表現でぐいぐい押してくる。このような演奏がベストかどうかはともかく、スリル満点の胸踊る内容だ。
収録曲
01協奏曲ハ長調RV558〜2つのリコーダー、2つのヴァイオリン“イン・トロンバ・マリーナ”、2つのマンドリン、2つのテオルボ、2つのシャリュモー、チェロと弦楽合奏と通奏低音のための
02同ニ短調RV540〜ヴィオラ・ダモーレ、リュート、弦楽合奏と通奏低音のための
03同ハ長調RV425〜マンドリン、弦楽合奏と通奏低音のための
04トリオ ト短調RV85〜ヴァイオリン、リュートと通奏低音のための
05協奏曲ニ長調RV93〜リュート、2つのヴァイオリンと通奏低音のための
06トリオ ハ長調RV82〜ヴァイオリン、リュートと通奏低音のための
07協奏曲ト長調RV532〜2つのマンドリン、弦楽合奏と通奏低音のための
演奏
ルカ・ピアンカ(アーチリュート,テオルボ)ドゥイリオ・ガルフェッティ(mand)イル・ジャルディーノ・アルモニコ他
録音
(1)〜(4)(6)(7)92.4,5 (5)90.12