ミニ・レビュー
17世紀オーストリアの宮廷作曲家、シュメルツァーの室内作品集。今回のターフェルムジークは2〜12名編成で、指揮者なし。この形態の方がアンサンブルの個性がしなやかに発揮されているように思う。ヴァイオリニストでもあった作曲者への共感も豊かな様子。
収録曲
018声の教会および室内ソナタ ハ長調
02「12のソナタ選集」〜ソナタ第10番イ短調
033つの合奏群のためのシャコンヌ ハ長調
043つのヴァイオリンのためのソナタ ニ長調
05食卓のための4声ソナタ ニ長調
06フェルディナンド3世の崩御を悼む哀歌ロ短調
07放屁の日の5声の室内ソナタ ハ長調
08独奏弦楽器のためのソナタ集〜ソナタ第3番ト短調
095声のためのソナタ ハ長調
10アントニオ・チェスティのオペラ「祝典を挙げるネプチューンとフローラ」〜フランス風バレエ イ短調
11帝室のセレナータのための9声のアリア付きソナタ ハ長調