ミニ・レビュー
1963〜72年にかけての収録。ハイティンクは若い頃から着実に仕事をこなしてきた。その着実さが成功の要因でもあるが、ここでもじつに重厚で正攻法の指揮ぶりで、オケの響きも最高。たとえウィーンとの新録音が完成しても、この全集の魅力は変わらない。
収録曲
[Disc 1]
01交響曲第0番ニ短調
02同第1番ハ短調 (リンツ版)
[Disc 2]同第2番ハ短調
[Disc 3]同第3番ニ短調(1877年版)
[Disc 4]同第4番変ホ長調「ロマンティック」(1878年版,フィナーレ:1880年)
[Disc 5]同第5番変ロ長調
[Disc 6]同第6番イ長調
[Disc 7]同第7番ホ長調
[Disc 8]同第8番ハ短調
[Disc 9]同第9番ニ短調
演奏
ベルナルト・ハイティンク指揮 王立アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団