ミニ・レビュー
「料理の鉄人」からのパクリだろうが、「バレエの鉄人」とは……。その上指揮のラザレフはともかくジョルダンを鉄人とするならかなり無理がある。演目にバレエ音楽以外の作品もあり、これでは納得いかない。ジョルダンの演奏がよいだけに気の毒な1枚である。
収録曲
01「ガイーヌ」〜剣の舞 (ハチャトゥリヤン)
02「仮面舞踏会」〜ワルツ (同)
03「エフゲニー・オネーギン」〜ポロネーズ (チャイコフスキー)
04「白鳥の湖」〜情景/ワルツ (同)
05牧神の午後への前奏曲 (ドビュッシー)
06「真夏の夜の夢」〜スケルツォ第1番/結婚行進曲 (メンデルスゾーン)
07「眠れる森の美女」〜アダージョ/ワルツ (チャイコフスキー)
08「ロメオとジュリエット」〜モンタギュー家とキャピレット家 (プロコフィエフ)
09「くるみ割り人形」〜行進曲/こんぺい糖の踊り/トレパーク:ロシアの踊り/あし笛の踊り (チャイコフスキー)
10「スパルタクス」〜スパルタクスとフリギアのアダージョ/エギナのヴァリエイションとバッカナール (ハチャトゥリヤン)
演奏
(1)〜(4)(7)(9)(10)アレクサンドル・ラザレフ指揮,ボリショイ交響楽団 (5)(6)(8)アルミン・ジョルダン指揮,スイス・ロマンド管弦楽団