ミニ・レビュー
ウィーンを本拠地にしている久保田の初のアルバム。彼女は弓の圧力を必要以上に強くせず、ヴィブラートもきくつないために、暖かく清純な音が自然にスーッと出てくるようだ。この爽やかな色気は彼女ならではであり、ぜひとも続編を期待したいものだ。
収録曲
01テンポ・ディ・メヌエット (プニャーニのスタイルによる)
02愛の喜び
03愛の悲しみ
04美しきロスマリン
05ウィーンより
06ラ・ジターナ (ジプシーの女)
07精霊の踊り
08ベートーヴェンの主題によるロンディーノ
09オールド・リフレイン
10ウィーン奇想曲
11中国の太鼓
12ルイ13世の歌とパヴァーヌ (L.クープランのスタイルによる)
13ハフナー・セレナードのロンド
14シチリアーノとリゴードン (フランクールのスタイルによる)
15踊る人形
16レチタティーヴォとスケルツォ・カプリース
17真夜中の鐘
18前奏曲とアレグロ (プニャーニのスタイルによる)
19シンコペーション