ミニ・レビュー
ナイマンの最新作は、映画音楽……。「キャリントン」のサントラだ。彼は言う、「この映画の本質と構成を持たせるために書いた最初のサウンドトラック」と。音楽は、映画のメッセージを伝えるべく滔々と流れるが、音の選び方と音の使い方はとても刺激的。
収録曲
01外の眺め
02オープニング・タイトル
03フライ・ドライブ
04秋の岸壁
05あなたのあごひげ、ひとつひとつの巻き毛
06屋根の上の処女
07ガートラー
08ガートラーとの別れ
09エデンの庭を描く
10パートリッジ
11水上の新婚旅行
12ブレナン
13ビーカス
14ブレナンとの別れ
15ハム・スプレー邸
16非常に複雑なクリスマス
17なにか衝撃的なもの
18これが死ならば
19アダージョ (弦楽五重奏曲ハ長調) (シューベルト)
演奏
(1)〜(18)マイケル・ナイマン(指揮,p),マイケル・ナイマン・バンド (19)アマデウス弦楽四重奏団,ロバート・コーエン(vc)