ミニ・レビュー
イタリアのコロラトゥーラの新星エヴァ・メイのデビュー・アルバム。デビュー盤のイメージを外しまくったイタリア歌曲という選曲に、まず脱帽。深みというには鮮やかすぎるが、その豊かな表現力は確かに次代のスターを思わせる。伴奏もなかなかいい。
収録曲
01「音楽の夜会」より8つのアリエッタ:誓い/非難/旅立ち/バッカス祭/誘い/アルプスの羊飼いの娘/ゴンドラに乗って/踊り (ロッシーニ)
02ゆかしい月よ (ベルリーニ)
03喜ばせてあげて (同)
04後生だから、私の美しい愛してやまぬ人よ (同)
05ジプシーの女 (ドニゼッティ)
06ああ、忘れないで、美しいイレーネよ (同)
07真夜中に (同)
08舟人 (同)
09その宝は黒髪を飾るでしょう (同)