ミニ・レビュー
バロックと現代の楽器の良いところをミックスしたような、ダイナミックな中に温もりのある音色が聴ける。1667年製の楽器を、カテドラルの建立800年を記念して修復したものだという。この録音を聴くかぎり、バジェネルの演奏で歴史的楽器は見事に蘇った。
収録曲
01パッサカリアとフーガ ハ短調BWV582 (バッハ)
02コラール前奏曲「装え、わが魂よ」BWV654 (同)
03トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調BWV564 (同)
04シャコンヌ ハ短調 (L.クープラン)
05サラバンド ニ短調 (同)
06第1旋法による組曲 (クレランポー)
07前奏曲、フーガと変奏曲 (フランク)
08前奏曲とフーガ変ホ長調op.99-3 (サン=サーンス)
09オルガンとピアノ・ペダイエのための10曲より〜スケルツォ ホ長調