ミニ・レビュー
70年代後半〜80年代前半は、日本のポップスがフォークの残滓を払拭しようともがいていた時期だ。その先達ともいえるのが(15)で、ひとつの到達点が(1)だろう。(12)は唐突な感じがするかもしれないが、日本のフォーク・ロックの先駆けとして違和感なく聴ける。
収録曲
01ルビーの指環 (寺尾聡)
02裏切りの街角 (甲斐バンド)
03我が良き友よ (かまやつひろし)
04アドロ (グラシェラ・スサーナ)
05桃色吐息 (佐藤隆)
06蜩 (谷村新司)
07心が痛い (りりィ)
08今はもうだれも (アリス)
09ドミノ・ダンス (ロジック・システム)
10今夜だけダンス・ダンス・ダンス (中原めいこ)
11どんたく (サディスティック・ミカ・バンド)
12想い出の渚 (ザ・ワイルド・ワンズ)
13さよなら (オフコース)
14ラスト・グッド・バイ (山本達彦)
15魔法の黄色い靴 (チューリップ)