ミニ・レビュー
血がさわぐとでもいうのだろうか、パールマンの弾くユダヤのメロディには何か切々と訴えかける熱き情熱と説得力が感じられる。クラリネットやアコーディオンなど、いわゆるジプシーを彷佛させるバンドをバックにかなでる15曲(歌アリ)はまさに魂の歌だ。
収録曲
01レブ・イツィックの歌
02律法感謝祭のとき
03平らな森のワルツ
04ウェディング・メドレー:嫁ぎ先の皆さん〜ロシアのシャー〜エプスタイン家
05死霊のシャー
06ベッサラビア
07婚家へのエスコート
08パパとママの踊り
09漁師の歌/クレツマティックスのコシドル
10いにしえのブルガーと序奏
11われらはみな兄弟
12ホンガ
13ドイナとスコトシュナ
14激しいブルガー
15精霊たち
演奏
イツァーク・パールマン(vn)(1)(6)(13)ブレイヴ・オールド・ワールド (2)(5)(9)(12)(15)クレツマティックス (3)(8)(10)アンディ・スタットマン・クレツマー管弦楽団 (4)(7)(11)(14)クレツマー・コンサーヴァトリー・バンド