ミニ・レビュー
5月に亡くなった徳永氏の声が聴こえる。今年は随分重要な音楽家が亡くなったが、彼もその1人。N響の顔のひとりだった氏の顔、演奏する姿が目に浮かび、胸が熱くなる。チェロの特徴をよく引き出し、語り口は甘いが、やはり哀しい。アリアなど特に。
収録曲
01ブーレ (スキューイ)
02ヘ調のメロディー (ルビンシュテイン)
03村の歌 (ポッパー)
04夢のあとに (フォーレ)
05スペイン舞曲第2曲「オリエンターレ」 (グラナドス)
06アリア (バッハ)
07白鳥 (サン=サーンス)
08ガボット (ポッパー)
09シチリアーノ (フォーレ)
10エレジー (同)
11ハバネラ形式の小品 (ラヴェル)
12親愛なる言葉 (カサド)