ミニ・レビュー
重さが気持ちいい。結局、人間はこういうところへ帰っていくのだ。疲れたときにこそ、重苦しい空気が欲しくなる。自己の存在を徹底して押し出してくる新井の歌に、ようやく(気分だけは)対峙できそうな季節になったということか。繰り返し聴きたい。
収録曲
01ノース・ドック (港街)
02ミシシッピー
03愛しのジェニー (St.James Infirmary)
04虹の橋
05NEW YORKへの旅 (1974年夏)
06帰りたくない
07女にぞっこん
08横浜ホンキートンク・ブルース
09夢のハイウエイ
10アメージング・グレイス