ミニ・レビュー
バロック・ハープの名手ローレンス=キングによるルイ14世期における宮廷音楽のアンソロジー集。ヨーロッパで中世以来“王の楽器”として華麗な宮廷生活を彩ったハープの魅力と、その楽器のために作曲されたバロック名曲が楽しめる興味深いアルバムだ。
収録曲
コルベッタ:
01王のカプリース〜シャコンヌによるファンタジー・カプリース
クープラン:
02イ調のプレリュード
03ピエモンテの人
04クーラント
05サラバンド
06パリのカリヨン (鐘)
07王の組曲〜プレリュード
ヴィセ:
08王のアルマンド
09クーラント1&2
10サラバンド
11ガヴォット
12シャコンヌ
13マスカラード (ロンドー)
L.クープラン:
14王家の肖像〜ブランシュローシュ氏のトンボー
F.クープラン:
15アルマンド「尊厳」
16第1クーラント〜第2クーラント
17サラバンド「荘重」
18ガヴォット
19ジーグ「英国貴婦人」
20ロンドーによるシャコンヌ「お気に入り」
L.クープラン:
21王のトンボー〜パッサカーユ
フローベルガー:
22王子フェルディナンド4世の悲しい死に寄せるラメント