ミニ・レビュー
「北欧の抒情シリーズ」のなかの1枚。収録された全10曲は、シベリウスの作品のなかでも比較的なじみの薄いものだが、いずれも深い味わいをもつ曲ばかり。グローヴズ指揮ロイヤル・リヴァプール・フィルの演奏も、嫌味がなく好感がもてる。
収録曲
01春の歌op.16
02ダンス・インテルメッツォop.45-2
03森の精 (管弦楽のための音画)op.45-1
04パンとエコーop.53a
05アンダンテ・フェスティヴォ
06ヴァルス・ロマンティクop.62b
07カンツォネッタop.62a
08美しい組曲 (フルートと弦楽のための)op.98a
09田園組曲 (弦楽のための)op.98b
10ロマンス ハ長調op.42
演奏
チャールズ・グローヴズ指揮 ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団