ミニ・レビュー
ビーダーマイヤー期(18世紀末〜19世紀半ば)の小曲集。ベートーヴェンから無名の作曲家まで、様々な音楽で溢れかえっていた時代のウィーンはまさにこんな感じだっただろう。ロッシーニの「ウィリアム・テル」を借用した(8)はウィーンっ子の茶目っ気?!
収録曲
01ワルツ「モーツァルトとともに」op.196 (ランナー)
02ラクセンブルクの閲兵式のための行進曲WoO.19 (ベートーヴェン)
03ドイツ舞曲D.783 (シューベルト)
04フルート二重奏曲WoO.26 (ベートーヴェン)
05アポロ舞踏会場のためのメヌエット (フンメル)
06ルンペン・ガロップ (バルト)
07ワルツ「ロマンティックな人々」op.167 (ランナー)
08ウィリアム・テル・ガロップop.29 (J.シュトラウス)
09四季のワルツop.250 (ファールバッハ)
10クラリネット二重奏曲 (クロイツァー)
11低地と高地オーストリアの舞曲 (パーマー)
12ホラブルンナー・ガロップop.21 (ランナー)
13シュペール・ポルカop.133 (J.シュトラウス)
14ワルツ「バーデンの思い出」op.38 (同)
15カチューチャ・ガロップop.97 (同)
演奏
ヴェルナー・ハックル指揮 ニーダー(低地)エスターライヒ・トーンキュンストラー管弦楽団,管楽アンサンブル