ミニ・レビュー
シュトラウスが出版社への皮肉を込めて作ったという「商人の鑑」。ブラームスの方は、全体の物語を語る朗読が各歌の間に挿入されている。どちらもあまり馴染みはないが非常にすぐれた作品。歌、ピアノ共に表情豊かな演奏で、一聴の価値あるアルバムだ。
収録曲
R.シュトラウス:
01歌曲集「小間物屋の鏡」op.66
02あしたop.27-4
03ひそやかな調べop.39-1
04みちたりてop.49-2
05誰がしたのだop.10-6
06心は舞いあがるop.48-2
07愛を抱いてop.32-1
08変らざるものop.69-3
09万霊節op.10-8
ブラームス:
10美しいマゲローネとプロヴァンスのペーター伯の恋物語
演奏
ペーター・シュライアー(T)(1)〜(9)ノーマン・シェトラー,(10)ペーター・レーゼル(p),ヴォルフガング・ハインツ(朗読)