ミニ・レビュー
R.シュトラウスの歌曲はこのバリトンにとって重要なレパートリーで、1967年から70年にかけて144曲をEMIに録音している。このほぼ10年後にサヴァリッシュのピアノで録音した49曲でも独特の声と、まことに丁寧で、巧妙な語り口にはまったく脱帽。
収録曲
018つのリートop.10〜なにも/夜/ダリア/忍耐/もの言わぬものたち/サフラン
025つのリートop.15〜冬の夜/帰郷
037つのリートop.17〜セレナーデ
046つのリートop.19
05素朴な歌op.21
062つのリートop.26
074つのリートop.27〜心を鎮めるのだ、安らかに/ひそやかな誘い/明日には!
083つのリートop.29〜たそがれの夢/夜の散歩
093つのリートop.31〜静かな散歩
105つのリートop.32
114つのリートop.36〜ばらのおび/熱愛
126つのリートop.37〜幸せに満ちたりて/きみを愛す/春日 (はるのひ)さん/祝婚歌
138つのリートop.49〜若者の誓い
146つのリートop.56〜見いだしぬ/夕暮れの船旅
156つのリートop.67〜旅人の心は憩い
165つの小さなリートop.69〜かわらぬもの/森を行く/ひどいあらしの日
174つの歌op.87〜近づく老年/それが最後だった/明るい陽のなかで
演奏
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)ヴォルフガング・サヴァリッシュ(p)