ミニ・レビュー
名手ジョン・ウィリアムズ久々の新譜は、フランツ・リストco.との豪華顔合わせによるヴィヴァルディだ。すべてジョンの編曲によるが、有名な(5)(7)以外もギター協奏曲として違和感なく聴ける。演奏も上っ面を撫でるだけのものではなく、聴き応え十分だ。
収録曲
01ヴァイオリン (ギター)、弦楽と通奏低音のための協奏曲ニ長調R.230
02同イ短調R.356
032つのマンドリン (ギター)、弦楽と通奏低音のための協奏曲ト長調R.532
04ヴァイオリン、リュート (ギター)と通奏低音のためのトリオ ハ長調R.82
05ヴィオラ・ダモーレ、リュート (ギター)、弦楽と通奏低音のための協奏曲ニ短調R.540
06ヴァイオリン (ギター)、弦楽と通奏低音のための協奏曲イ長調R.345
07リュート (ギター)、2つのヴァイオリン (弦楽)と通奏低音のための協奏曲ニ長調R.93
演奏
ジョン・ウィリアムズ,(3)ベンジャミン・ヴァーダリー(g)(4)ヤーノシュ・ローラ(vn)(5)ノルベルト・ブルム(ヴィオラ・ダモーレ)フランツ・リスト室内管弦楽団