ミニ・レビュー
TBS系ドキュメント『神々の詩』のテーマ・ソングで話題を呼んでいる姫神の17年間の活動を編集した2枚組。シンセサイザーと日本人の叙情・郷愁を結びつけ、さらに大自然の恵みから縄文時代への憧情とイマジネーション豊かな音世界を伝えてくれる。
ガイドコメント
テレビ番組のテーマとして起用された「神々のうた」が話題の姫神。「姫神せんせいしょん」の時代から現在まで、長いキャリアを網羅した、姫神ワールドの入門編ともいえるベスト盤がこれだ。
収録曲
[Disc 1]
01奥の細道
02春風祭-遠野物語への旅
03杜
04遠い日、風はあおあお
05光の日々
06夕凪の賦
07大地炎ゆ
08青らむ雪のうつろの中へ
09陽 (ひ)
10翼
11つり鐘草は朝の鐘を高く鳴らし
12風、大循環に
13風と星と青原と
14十三の砂山〜雁供養
[Disc 2]
01山の神
02雪
03琥珀伝説
04風の大地
05風祭り
06祭り神
07祈り遥か
08この草原の光を
09神々の詩
姫神による、TBS系ドキュメント『神々の詩』のテーマ曲。自然の鼓動を感じさせる原始的な響きとシンセの現代的な音が行き交うサウンドに、民族的で祈りのような歌が人間のパワーを注ぎ込むように響きわたる。
10浄土曼陀羅