ミニ・レビュー
67〜69年に4回行なわれた、関西フォーク旗揚げののろしとも言えるイベントを、コンパクトにCD化。ややクオリティにバラつきがあるが、完全初出の(13)〜(19)など、音源があるだけで感謝しなくては。このざらついた空気感、現在にはほとんどない。
ガイドコメント
京都宝寺での〈第3回関西フォーク・キャンプ〉と京都円山音楽堂での〈フォーク・キャンプ・コンサート〉をCD化。関西“プロテスト派”と東京“アシッド派”が激突し、京都は燃え上がった。
収録曲
01友よ
02プレイボーイ・プレイガール (フォーク・キャンパーズ)
03自衛隊に入ろう (高田渡)
04サンフランシスコ・ベイ・ブルース (若林純夫)
05俺達に明日はない (ザ・ディラン)
06新幹線はうんと早い (なれあいシンガーズ)
07夜汽車のブルース (遠藤賢司)
08猫が眠ってる (遠藤賢司)
09フォギー・マウンテン・ブレイク・ダウン (マヨネーズ)
10いなかへ行こう (マヨネーズ)
11もしもボクの背中に羽根が生えてたら (五つの赤い風船)
12三億円強奪事件の唄 (高田渡)
13船がやってくる (中山ラビ)
14我が道を行く (友部正人)
15明日なき世界 (西岡恭蔵とフォーク・キャンパーズ)
16砂にまみれて (マヨネーズ)
17第五氷河期 (三つの赤いシャックスとえんどう豆の木)
18ちょっとそこ行く夜の蝶々 (高田渡、若林純夫)
19ヘイ・ヘイ・ヘイ