ミニ・レビュー
フランス人らしい粋な指揮ぶりで日本でも人気のあったデルヴォーの遺産。日本では「フランスの山人の歌による交響曲」くらいしか知られていないダンディの初期と充実期の作品。フランスのオケらしく、ちょっと気ままだけれど抜群の色彩感。そこが魅力!
ガイドコメント
昨年9月に続く《フランスのエスプリ》シリーズ。すべて定評あるHS2088リマスター処理。フランスで活躍中の画家・吉岡耕二によるジャケットも話題。彼は地味な作品から旨みを引き出す。
収録曲
01交響変奏曲「イスタール」op.42
02シラーの詩による3つの交響的序曲「ヴァレンシュタイン」op.12
演奏
ピエール・デルヴォー指揮 ロワール・フィルハーモニー管弦楽団