ミニ・レビュー
カエターノ・ヴェローゾをプロデューサーに迎えた約10年ぶりのリリースとなる本作。無駄な音を一切省いた音作りは、まさにタイトルそのもの。何とスタジオ録音による完全なソロ・アルバムはこれがはじめてという、原点回帰ともいえるボサ・ノヴァを極めた一枚だ。
ガイドコメント
カエターノ・ヴェローゾがプロデュースを担当した8年ぶりのスタジオ録音盤。またチェロのジャキス・モレレンバウンが参加していることも話題となっている。新たな名盤の誕生を予感させる。
収録曲
01デスヂ・キ・オ・サンバ・エ・サンバ (サンバがサンバであるからには)
02ヴォセ・ヴァイ・ヴェール (思い知るがいいさ)
03ECLIPSE
04ナォン・ヴォウ・プラ・カーザ (僕は家へは戻らない)
05DESAFINADO
06EU VIM DA BAHIA
07コラサォン・ヴァガブンド
08DA COR DO PECADO
09SEGREDO
10CHEGA DE SAUDADE