戦後の歌謡曲やオールド・ジャズを現代的な感覚で味付けした、彼らを代表するナンバー。一聴するとナツメロのようだが、シャープなリズム隊、ジャズやグッド・タイム・ミュージックの影響が垣間見られるギターなど、その感覚は完全に現代。センスの塊のようなナンバーだ。

スキャットをフィーチャーした英語詞の4ビート・ナンバー。ヴォーカルの中納良恵のハードな歌いっぷりは、パンクやハード・ロック・バンドのヴォーカリストに引けを取らないほど激しく熱い！ ライヴならではの、英語詞の中にも日本語で観客を煽るのがおもしろい。

オーサカ＝モノレールの武嶋聡によるサックス・ソロに導かれてスタートする、「かつて」のライヴ・ヴァージョン。サックスとヴァイオリンがフィーチャーされて、幻想的でありながらも熱さが感じられるテイクに仕上がっている。

英語詞によるミディアム・バラード。ステディな演奏の中、中納良恵が感情たっぷりに歌いあげる。熱さが伝わってくるかのように間奏から盛り上がっていくさまは、ライヴ・ヴァージョンならでは。