ミニ・レビュー
これからというときに電撃解散したGOING STEADYのラスト・シングル。“あああ僕はなにかやらかしてみたい そんなひとときを青春時代と呼ぶのだろう”と歌われる「青春時代」の熱さはホンモノだ。凡百の青春パンク・ロッカーとは一線を画す存在だっただけに解散は残念。
収録曲
01青春時代
2003年の突然の解散後、GOING STEADY名義としては最後のリリースとなったナンバー。ゆったりとした噛み締めるようなメロディに実直すぎる詞。やるせなく切ない感情を揺り起こす青春パンクだ。
02駆け抜けて性春
サウンドはシンプルなメロコア調で、「あなたがこの世界に一緒に生きてくれるのなら 死んでもかまわない」と人生ごとぶちこんで本気で恋をしていた青春時代を歌った曲。「性春」ていう表現が照れ隠しに見えるほど、ピュアなラヴ・ソングだ。
03惑星基地ベオウルフ〜WHEN YOU WISH UPON A STAR
2002年冬の『童貞だらけのクリスマスナイト』というイベントにて会場限定で無料配布されたミディアム・ナンバー。途中で挿入される「星に願いを」やセリフが愚直ながらに胸を打つ、ゴイステ風クリスマス・ソング。