ミニ・レビュー
2000年5月にリリースされたシングルの再発盤。疾走感と和的旋律を組み合わせた、マシンガンズらしいスピード・メタル・チューン。聴き手のヘッド・バンギングを振り切る勢いだ。なお、2002年の盛岡公演における「日曜日」の貴重なライヴ・テイクを追加収録。
ガイドコメント
ファイナル・ツアーのライヴ・アルバムと同発される復刻シングル。2000年5月24日リリースの8cmシングル「愛こそすべて」に、ボーナス・トラックを追加して12cmシングル化。
収録曲
01愛こそすべて
2000年に発売された6thシングル。激しく燃え上がるようなメタル・サウンドの中、“ときめく瞬間(とき)、恋!”というシャウトがマッチョに響きわたる。高速スピードの中、流れるようなギターを聴かせる。
02犬の生活 (LIVE IN NAGOYA)
98年リリースの1stアルバム『SEX MACHINEGUN』収録曲のライヴ・ヴァージョンで、名古屋でのステージから収録されたもの。その後のSEX MACHINEGUNSと比べるとリズム隊がそれほど強靭なものではない印象も受けるが、初期の貴重なライヴ音源だけに、彼らのベーシックな部分を垣間見られる必聴のテイクといえそう。
03日曜日 (LIVE IN MORIOKA)
2000年版のシングル「愛こそすべて」には未収録も、2003年の再発時に初めて収録されたボーナス・トラック。シングル「Onigunsow」に収められた「German Power」と同じ盛岡でのステージからのライヴ・ヴァージョンで、学校や仕事がはじまる前の日曜夕方の憂鬱をユニークなテイストで歌っている。