ミニ・レビュー
上戸彩の6枚目のシングル。(1)は伊秩弘将の作詞で、SPEEDで鍛えた(?)ヒワイ直前の激情的な詞は天下一品だ。ただ、メロディの難しさに本人が振り回されている感じがする。しかし、80年代風ポップスの(2)では中低音がよく伸びている。
ガイドコメント
「感傷/MERMAID」に続く6thシングル。アッパーなビートで聴かせる「微熱」とブラック・ミュージック寄りの「silence」をカップリング。いままでの彼女にない、少しオトナの風情を感じさせる仕上がり。
ガイドコメント
2002年8月にデビューして以来、シングル5枚、アルバム1枚、映像作品3作と怒涛のリリースをしてきた弱冠18歳の上戸彩の「感傷/MERMAID(本人主演ドラマ主題歌)」に続くマキシ。
収録曲
01微熱
02silence
それまでの中性的イメージを一新する、女らしいラテンの世界を呈した6thシングル「微熱」のカップリング曲。深くて甘いのに、なぜか切なくてたまらない……そんな大人の女性の愛を、はかなげなイメージで歌い上げたラテン系ラヴ・ソング。ムード歌謡を思わせる歌詞が、クラシカルな美しさを持つ上戸彩によく似合っている。
03kizuna (Caliente Mix:Koma 2 Kaz)
ロマンティックでスケール感いっぱいのミディアム・バラードである2ndシングル「kizuna」のラテン・リミックス。唐突に始まるサンバのパーカッションによるイントロにビックリ。そしてハイ・テンションを維持しながら「愛して、愛され」のサビが繰り返されていく。サンバ・ホイッスルも効果的な余韻を残す。
04微熱 (Instrumental)