ミニ・レビュー
師匠と弟子初めてのジョイント・アルバム。ふたりのときにまったりときに丁丁発止、聴く者にふい打ちを喰わしつつ満足させる豊かな唄の数々。吉田康子も楽しい客演。ふたりの三線は美しく図太くおもしろい。較べるもののない世界。誰も拒まない。
ガイドコメント
沖縄民謡界で実力・知名度ともにNo.1の2人が手を組んだアルバム。カチャーシーや口説(くどち)から「十九の春」まで、熟成された泡盛のような2人の三線と歌声に心ゆくまで酔いしれたい。
演奏
登川誠仁(VO,三線,島太鼓) 知名定男(VO,三線,琉琴,島太鼓) 吉田康子(VO,三板,指笛)