収録曲
01三分間日記
02ビルはほど遠い街
上京1年目の心情と、それから数年を経ての心情をミックスしながら、住む場所は変われど変われずにいる自分自身を歌ったナンバー。クーラーなしのワンルームを舞台に、生活臭漂う描写が歌詞中に次々と。上京者共感必至の一曲だ。
03まばたき
ほのかにビートルズのエッセンスがちりばめられたトラックに、326(ミツル)と岩瀬敬吾の共作詞が乗るナンバー。ささやかな幸せが綴られた歌詞を、岩瀬が柔らかな声音で歌い上げるラヴ・ソングに、思わずうっとりのファンも続出かと。
04キネマ
とある映画監督の著書に触発されてできた曲ゆえに、このタイトル。まだ映画がシネマではなくキネマと呼ばれていた古きよき時代を彷彿とさせるキャバレー・サウンドを取り入れたアレンジ。詞も曲もセピア色に染まっている。
05無意識とは
06corona
力強くスワンピーなサウンドに乗せ、ツイストにツイストを重ねたような含みを感じさせる歌詞が届けられる、岩瀬敬吾流前向きナンバー。「笑いましょう、笑いましょう」と、自己啓発を促すがことくリフレインするサビが印象的。
07いつもどおりのまま (アンプラグド編)
08瞬間概念
09熊じいちゃん
逝去した祖父の思い出を元に生まれた曲。長崎の教会をイメージした鐘の音が、ゴスペルとヘヴィ・ブルースを縒り合わせたような曲調に被さる鎮魂歌。エリック・クラプトンの名曲の数々を煮込んだような曲にも聴こえ、興味深い。
10以心伝心
11「伝えたい音」
12太陽は僕らを照らしていた
13炎
オートバイを鉄の馬と表現したメランコリック・ナンバー。鉄の馬に乗ることを教えてくれた“あなた”に対する畏敬の念からか、歌詞の大半が“ですます調”。その“ですます調”と、ブルージィなギターやメロトロンの旋律との組み合わせが異色。
14Sing a Song
15蒲公英-たんぽぽ- (プリプロダクション編)
16小田急柿生 (弾き語り編)