ミニ・レビュー
いまやご当地演歌の女王といえる水森かおり。今回は(1)が紀州の世界遺産、(4)が坂本龍馬ゆかりの土佐の浜とテーマも話題性十分。両曲とも弦哲也の作曲だが、それぞれの土地柄を彷彿させるメロディはさすが。水森の艶のある歌唱に自信と余裕を感じる。
ガイドコメント
今作は、“ご当地ソングの女王”といわれるまでになった水森かおりの魅力を最大限に引き出した好楽曲。デビュー10年の集大成的作品でもあり、カラオケ・ファンの期待を決して裏切らない出来栄えだ。
収録曲
01熊野古道
本曲で7作目となるご当地ソングは、世界遺産・熊野古道をフィーチャー。紀伊半島の美しい石畳の続く参拝道を、一人旅する女の心情がテーマ。低音の効いたサビの中に、なくした恋への未練が歌われている。
02熊野古道 (オリジナルカラオケ)
03熊野古道 (一般用カラオケ)
04桂浜
坂本龍馬ゆかりの地である高知の桂浜を舞台に、恋から身を引く女の切なさを歌う。可愛らしい歌い方でやや高めに始まり、次第に中低音を生かすように転じていく旋律がドラマティック。月の名所ならではの豊かな情景描写も聴きどころ。
05桂浜 (オリジナルカラオケ)
06桂浜 (一般用カラオケ)