ミニ・レビュー
NEWSや修二と彰ではスマッシュ・ヒットを飛ばしている山Pだが、個人名義では本作がデビュー・シングルとなる。タイトル曲は、聴いているこちらも恥らうようなコテコテの昭和ロック歌謡。それが、正統派美少年の彼が熱唱するとダサカッコ良くていいのだから、スゴイ。
ガイドコメント
山下智久のソロ・シングル。「抱いてセニョリータ」は、本人主演のTBS系金曜ドラマ『クロサギ』の主題歌。カップリングの「指輪」は、山下智久自ら作詞・作曲に挑戦した話題曲だ。
収録曲
01抱いてセニョリータ
自身が主演のTBS系金曜ドラマ『クロサギ』主題歌。激しいビートとキャッチーなノリが融合した、ロック歌謡。年上女性にじらされる美少年の痴情を初々しくかつストレートに表現して、全世代のセニョリータを魅了する。
02指輪
山下の甘くてメランコリーな歌声とスパニッシュ・ギター風アレンジの組み合わせが絶妙なラブ・ソング。アクセントとして光るスペイン語のフレーズも小気味良い。本人が作詞・作曲を手がけた意欲作。
03向日葵
別れた恋人との思い出を細やかに綴った、爽やかなラブ・ソング。瑞々しい山下の歌声が切なさを帯びた楽曲の世界観にぴったりハマっている。叙情的なメロディ・ラインの完成度も高い、初夏を感じさせる一曲。
04抱いてセニョリータ (オリジナル・カラオケ)